溢れる愛ばかり


依っ!!






「その汚ねぇ手で触んな。」


低くて、でも聞いたことがある声が響いた。


と、思ったら急な浮遊感がきたと思ったら暖かい感覚が私を包む。



ギュッ



...依に、抱き締められてる?


ボソッ「一人にしてごめんねみぃ。もう大丈夫だよ。」


私の耳元で小さく呟く依。その声色はいつもの依だ。


< 52 / 107 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop