ブルーベリーララバイ
ママが、あたしにケータイを持たせてもいいといったのは、あたしに連絡がつかなかったことを不便に思ったことがあったからだ。
中学のときは学校が近所だったし、中学3年の時は、家にほとんどいたから、ママにとっても連絡をとるのに不便はなかったらしい。
でも、高校になって、あたしは、学校の帰りにちょっと寄り道をしてまっすぐに家に帰らないことも多くなっている。
ケータイがあったほうが何かと便利である。
「ただし、電話代はアルバイトして払いなさい」とママ。
「どれぐらいかかるの?」
と聞いたら、ママは目を上にむけて、少し考えてからこう言った。
「いいわ。こうしよう。電話代はママが払ってあげる。でも、お小遣いはアルバイトして稼げる?」
「うん、アルバイトしていいの?やるよ、あたし。」
「ただし、ちゃんと勉強もすること。そして学校にも行って。」
「うん、ママ。あたし、ちゃんと学校へ行くよ。そしてアルバイトもするよ。勉強もちゃんとするよ。」
「それともう1つ約束。ご飯のときは、ケータイ禁止。いい?」
「うん!わかった!」
アルバイトだって、ご飯のときにケータイを使わないことだって、簡単なことだとあたしは思った。
そして、週末の土曜日、あたしはママとケータイを買いに車で街へ出かけた。
中学のときは学校が近所だったし、中学3年の時は、家にほとんどいたから、ママにとっても連絡をとるのに不便はなかったらしい。
でも、高校になって、あたしは、学校の帰りにちょっと寄り道をしてまっすぐに家に帰らないことも多くなっている。
ケータイがあったほうが何かと便利である。
「ただし、電話代はアルバイトして払いなさい」とママ。
「どれぐらいかかるの?」
と聞いたら、ママは目を上にむけて、少し考えてからこう言った。
「いいわ。こうしよう。電話代はママが払ってあげる。でも、お小遣いはアルバイトして稼げる?」
「うん、アルバイトしていいの?やるよ、あたし。」
「ただし、ちゃんと勉強もすること。そして学校にも行って。」
「うん、ママ。あたし、ちゃんと学校へ行くよ。そしてアルバイトもするよ。勉強もちゃんとするよ。」
「それともう1つ約束。ご飯のときは、ケータイ禁止。いい?」
「うん!わかった!」
アルバイトだって、ご飯のときにケータイを使わないことだって、簡単なことだとあたしは思った。
そして、週末の土曜日、あたしはママとケータイを買いに車で街へ出かけた。