意地悪な彼氏と、同棲始めます。


そんな私を見て、舜くんは不敵に笑った。





「俺、杏里と遠距離になるなんて一言も言ってないけど?」



「っへ?」




「ってか俺、遠恋なんて無理だから」





舜くんは一歩ずつ私に近づき、手をゆっくりと私の頭に乗せた。








「杏里も、俺と同じ大学受けなよ」





「〜〜っえぇぇぇ!?」

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