七瀬君を夢中にさせるには…


私は、屋上で一人私が来るのを待っている七瀬くんに


「はい、いつもの買ってきました」

と言って焼きそばパンとコーヒー牛乳が入った袋を七瀬くんに渡す


そして、私は彼のとなりに座り自分で作った弁当を広げ食べ始めると


「これ、月がつくったの?」

といって、お気に入りの卵焼きを一つ口に頬張る七瀬くん


「そ、そうだけど?」

「悪くないじゃん」

といって七瀬くんは私の弁当を横取りした


「私の弁当食べないでよぉ」

今日の卵焼きは自信作で食べるの楽しみにしてたのに…

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