七瀬君を夢中にさせるには…
私は、ゾクッと背筋が凍る感じがした
「黒田くんたちになにがあったのか私にはわからないけど直接七瀬くんに話せばいいじゃん
関係のない私を使うなんて、卑怯だよ」
と必死に言う私に黒田くんは、ふっとニヒルな笑みをまた浮かべる
「卑怯?こうでもしないと七瀬は相手にしないだろ
俺なんかは特にな!」
といって最後になるほど大きな声でキレていた
すると扉がガシャーンと開く音がした
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