赤い刻印 - Secret Love -
「どう?この条件飲む?」
「…分かった」
私は仕方なくその『条件』を飲むことにした。
いや、飲まないという選択肢は今の私にはない。
香川の真意は全く分からないけど…。
「それと誤解だから。香川さんが想像してるようなことまでしてない」
「ふーん?」
「どうせ信じてくれないだろけど」
「まあ私もそのほうが助かるわ」
「え?」
「あの村田先生がそこまでクズだとは思いたくないし。私、自分の目で直接見たものしか信じないタイプだしね」
「…」
「でも問題はそこじゃないと思うよ。これだけでも完全にアウト」
香川はそう言ってデジカメを私に見せた。
「…分かった」
私は仕方なくその『条件』を飲むことにした。
いや、飲まないという選択肢は今の私にはない。
香川の真意は全く分からないけど…。
「それと誤解だから。香川さんが想像してるようなことまでしてない」
「ふーん?」
「どうせ信じてくれないだろけど」
「まあ私もそのほうが助かるわ」
「え?」
「あの村田先生がそこまでクズだとは思いたくないし。私、自分の目で直接見たものしか信じないタイプだしね」
「…」
「でも問題はそこじゃないと思うよ。これだけでも完全にアウト」
香川はそう言ってデジカメを私に見せた。