ヤンデレくんとツンデレちゃん

『え？　そりゃあ……梁ちゃんのことずっと考えてた♡』

「暇人なの？」

『暇なんてないよ。梁ちゃんのことを想うことが赦されている限りは』

「……聞いたあたしがバカだった」

『ていうかねぇ。ボクの話なんて退屈だから。しなくていーの』


――？


『はやく用事終わらせてパーッと遊べるように頑張るね』

「時間作ろうとしてくれるのは嬉しいけどさ、前みたいに倒れないでね？」

『や……な……ちゃん……』

「なに」

『その心配加減、もう嫁だねぇ！？』

「はぁ？」

『こんなに愛されていていいのかな……神様ボクが梁ちゃんという天使に溺愛されることを、お許しください』

「…………」

『今のところあとで100万回リピートさせよっと』


ほんとに録音してるの……？