病院嫌いなのにステップファミリーはお医者さん
目が覚めたら、自分の部屋のベッドで寝ていた。
時計を見たら、夜10時。リビングに行ったら、パパとママがいた。
「由美ちゃん、どう?もう咳出ない?」ってパパに聞かれた。
「うん、ちょっとだけ出る」って答えた。

パパからはちょっと診察した方が良いなって言われたけれど、夕食も食べてなかったから、先に何か食べなさいって言われて少し食べることにした。
食べ始めても食欲がなくて、進まない。少し食べただけになったけど、薬は飲んだ。

食事を終わらせて、リブングのソファーに座ったらパパが聴診器を持ってきた。
「じゃ、ちょっと音だけ聞くよ。ゆっくり息してて。。。」

「よし、良いよ。いつ発作がきてもおかしくない状態だと思う。今夜は1人で寝かせるのは危険だよ。ママと一緒に寝なさい」ってパパに言われ
「由美、そんな状態なら、しんどいでしょ?もう部屋に行く?」とママにも心配された。
「うん」
「もし、しんどくなったり発作がでたら、遠慮せず、すぐに起こしてな」ってパパも心配して言ってくれた。
「わかった。」
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