千秋先輩。その鈍感、本気ですか?
「あ、うん。あや優香ちゃんと今日話したんだよね?」
「優香ちゃん?」
「小林優香ちゃん!ほら、千秋君と一緒に委員してる」
「えっお姉ちゃん知り合いなの…そっか吹奏楽部!」
ドキッとする。
「そうそう!今日可愛い妹さんだねってあやのこと褒めてたよ。で、嫌じゃなければ連絡先教えてって。委員のこととか連絡したいからって」
お姉ちゃんはいつもにこにこしてる。
我が姉ながら吹奏楽部で1番レベルに可愛い。
でもいくらお姉ちゃんの頼みでも!
「…小林さんに聞かなくても千秋先輩に聞くのじゃだめなのかな?」
お姉ちゃんはびっくりした目で私を見てる。
分かってる!嫌な奴だよね私!
ぱっとお姉ちゃんから顔を背けちゃう。
でも、お姉ちゃんは怒らないで私の顔を覗き込むみたいにしゃがんだ。
「どうしたの〜そんなのあやが言うなんて珍し……あぁー!そっか!!女の勘?」
「私には小林さんが千秋先輩と仲良いように見えたし、小林さんは千秋先輩のこと好きそうに見える…から」
うんうん、とうなづいてる。
「優香ちゃん?」
「小林優香ちゃん!ほら、千秋君と一緒に委員してる」
「えっお姉ちゃん知り合いなの…そっか吹奏楽部!」
ドキッとする。
「そうそう!今日可愛い妹さんだねってあやのこと褒めてたよ。で、嫌じゃなければ連絡先教えてって。委員のこととか連絡したいからって」
お姉ちゃんはいつもにこにこしてる。
我が姉ながら吹奏楽部で1番レベルに可愛い。
でもいくらお姉ちゃんの頼みでも!
「…小林さんに聞かなくても千秋先輩に聞くのじゃだめなのかな?」
お姉ちゃんはびっくりした目で私を見てる。
分かってる!嫌な奴だよね私!
ぱっとお姉ちゃんから顔を背けちゃう。
でも、お姉ちゃんは怒らないで私の顔を覗き込むみたいにしゃがんだ。
「どうしたの〜そんなのあやが言うなんて珍し……あぁー!そっか!!女の勘?」
「私には小林さんが千秋先輩と仲良いように見えたし、小林さんは千秋先輩のこと好きそうに見える…から」
うんうん、とうなづいてる。