キスから始まる……!「イケメン御曹司とキスして、フォーリンラブ!」
「完璧すぎ……ルックスも、服のセンスも、ああもうなんていうか……イイ男すぎっ!」
「褒めてもらえて嬉しいよ。じゃあ、俺たちはそろそろ行くから」
言う彼に、
「…対応までイケメンとか信じられない……」
呟いて、
もう一度、私の耳に口を寄せると、
「……お幸せにね」
囁いた。
「うん……」
その言葉を噛み締めるようにも頷く。
「……行こうか?」
繋がれて歩き出す、彼の手の温もりを感じながら、
こうして、いつまでもずっと一緒にいられたらと、そう思っていると……