生きていくこと
「………………」
目が覚めたら、喉の奥が苦しくて。
挿管チューブに手を伸ばしてたら



看護師さんがとんできて
「ことはちゃん、目さめたね。苦しいね」っていいながら私の手を挿管チューブから遠ざける




少ししたら上野先生(担当医)が来て薬で寝かされた。




それからモニターや呼吸器のアラーム音、せん妄起こして暴れてる患者さんなど騒がしい音が絶えないICUから出られたのは3日後だった。
< 16 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop