生きていくこと
夏休み前最後の実習記録を提出する日、ことはの体調は最悪だった。
「ことは、ほんとに大丈夫なの?ヒューヒューいってるし顔色悪いよ」
「だ、たいじょぶ。ヒューヒュー…ゲホゲホッ……記録…出したら………そ…うた……いヒュー…しよう…かな」
「全然大丈夫じゃないよ、ことは…。吸入、吸える」
そういいながらことはの背中をさすって、吸入薬のふたをあける。
「…………おちついた、でしょ。ゲホゲホッ」
「真っ青のままだよ、爪もほら、チアノーゼ。
荷物持ってあげるからとりあえず学校行って記録提出して、病院。すぐ隣にあるんだから」
「…………………うん」
「ことは、ほんとに大丈夫なの?ヒューヒューいってるし顔色悪いよ」
「だ、たいじょぶ。ヒューヒュー…ゲホゲホッ……記録…出したら………そ…うた……いヒュー…しよう…かな」
「全然大丈夫じゃないよ、ことは…。吸入、吸える」
そういいながらことはの背中をさすって、吸入薬のふたをあける。
「…………おちついた、でしょ。ゲホゲホッ」
「真っ青のままだよ、爪もほら、チアノーゼ。
荷物持ってあげるからとりあえず学校行って記録提出して、病院。すぐ隣にあるんだから」
「…………………うん」