俺と皆と謎解きと

~お店から出て~

遼→...?

凛桜→ん!?

優利愛→まぁ!

朱音→...わぁ...!
外に出るとなんと!小鳥が朱音ちゃんの所へ2~3羽飛んできたのです!

遼→...バゲット...そういう事か!

凛桜→え!?どういう事!?

遼→ああ。バゲットは自分で食べてたんじゃないんだ!朱音はこの小鳥たちに上げてたんだよ。だからこんなに懐いてるんだ!

朱音→私...小鳥たち...バゲット...。(考え込むように顎に手を当てる)

優利愛→朱音、そんなに急がなくて良いのよ?(朱音に優しく微笑みかけて)

朱音→...はい...。...う...うぅ...(頭を抑えて倒れ込む)

優利愛→朱音!(朱音に駆け寄る)

遼→大丈夫か!?(駆け寄る)

凛桜→朱音ちゃん!!(駆け寄る)

朱音→うぅ...あああっ...!!

遼→とりあえず家に連れて帰ろう!

優利愛→ええ!

~家で寝かせて暫くして~

朱音→ん...んん...(目を覚ます)

優利愛→朱音!起きたのね!(朱音に抱きつく)

朱音→お姉様...!

優利愛→大丈夫?

朱音→大丈夫です...!有難うございます...!迷惑をかけてしまって...すみません...!

優利愛→そんな!迷惑なんて言わないで!私、迷惑だなんて思ってないから!

朱音→お姉様...。有難うございます...!!

優利愛→ううん!当然でしょ!(笑って)

朱音→...。お姉様...。

優利愛→ん~?どうしたの?

朱音→私...記憶、一部だけ思い出したかも知れません...。

優利愛→まぁ!そうなの!?ゆっくりでいいわ。教えてくれる?

朱音→はい...!私...さっきの小鳥達にバゲットを上げていたんです...。でも...他は思い出せなくて...。

優利愛→大丈夫よ!そうだったのね!もしかしたら見ていた人が居たかもしれないわ...!でも...今日は疲れてるわよね...。夜も遅いし...寝ましょうか!おやすみなさい!

朱音→はい...!おやすみなさい...!

~次の日~

遼→そうなのか...。じゃ、その公園に行ってみるか...。

優利愛→そうね!

凛桜→うん!

朱音→...有難うございます...!

~公園で~

??→あら!明歌音ちゃんじゃない!

朱音→へ...?

??→明歌音ちゃん!その人達は?

朱音→あの...あなたは...?

遼→すみません。朱音の知り合いの方ですか?

林音→私は林音(りんね)と申します!はい!明歌音ちゃんとは通学路で会うだけの関係だったんですが、いつも仲良くしてくれて...明歌音ちゃんお嬢様だし、雲の上の存在何ですが、優しくてすっごく可愛い子です!明歌音ちゃんがどうかしたんですか?

遼→実は...記憶喪失何ですよ...。

林音→え!?

~説明してから~

林音→...そうだったんですね...。あ...この子...明歌音って言うんです!明るいに、歌と音って書いてあかねって言うんです!仲良くして上げてください!
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