ロッカールーム
☆☆☆
翌日から琴の様子はがらりと変わった。
普段からよく食べていた琴だったけれど、持ってきているお菓子の量が倍くらいになっている。
ポテトチップスやポッキーに混ざり菓子パンも沢山見られた。
片手にメロンパンを持って、もう片手でポッキーを食べている様子はさすがに笑ってしまった。
普段琴と一緒にいる子たちも、崩壊した琴の食欲に唖然としている。
「いつもはお菓子だけなのに、どうしたの?」
友人にそう聞かれても「だって、お菓子って食べた内に入らないじゃん」と、何でもないように返事をしている。
そんな琴を見ていたときサクが近づいて来た。
「暴食って感じではあるけど、あれでモヤが集まるのか?」
「さぁ……。でもお父さんはそう言ったよね?」
そう返事をしながら、あたしは教室後方にいる美桜と未来へ視線を向けた。
2人は花を取り囲んでいじっている。
翌日から琴の様子はがらりと変わった。
普段からよく食べていた琴だったけれど、持ってきているお菓子の量が倍くらいになっている。
ポテトチップスやポッキーに混ざり菓子パンも沢山見られた。
片手にメロンパンを持って、もう片手でポッキーを食べている様子はさすがに笑ってしまった。
普段琴と一緒にいる子たちも、崩壊した琴の食欲に唖然としている。
「いつもはお菓子だけなのに、どうしたの?」
友人にそう聞かれても「だって、お菓子って食べた内に入らないじゃん」と、何でもないように返事をしている。
そんな琴を見ていたときサクが近づいて来た。
「暴食って感じではあるけど、あれでモヤが集まるのか?」
「さぁ……。でもお父さんはそう言ったよね?」
そう返事をしながら、あたしは教室後方にいる美桜と未来へ視線を向けた。
2人は花を取り囲んでいじっている。