ロッカールーム
空はもう明けてきている。


睡眠時間はほとんどとれていない。


それでもあたしは眠くなんてなかった。


7つの大罪をすべて放出した後の事を考えるとワクワクして仕方がない。


「サク。絶対に戻ろうね。幸せだったあの頃に」


「あぁ。もちろんだ」


サクは力強く頷いたのだった。
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