ロッカールーム
☆☆☆
翌日。
学校であたしとサクはサヤの様子を観察していた。
サヤは友達の持っているストラップを気にしていてしきりに「可愛い!」を連呼している。
友達はそんなサヤの態度に馴れているのか、特に相手にしていない様子だ。
「ねぇ、これいいね。どこで買ったの?」
「この辺じゃ売ってないよ」
「えぇ~。あたしも欲しいのに!」
サヤはふくれっ面をしている。
かと思えば雑誌に視線をうつして「この服欲しい」と言い始めた。
「サヤはなんでもかんでも欲しい欲しいって言い過ぎなの。なにか1つに決めたりできないの?」
友人のそんな言葉にサヤは首を傾げた。
「だって、欲しい物は欲しいんだもん」
まるで駄々っ子みたいだ。
翌日。
学校であたしとサクはサヤの様子を観察していた。
サヤは友達の持っているストラップを気にしていてしきりに「可愛い!」を連呼している。
友達はそんなサヤの態度に馴れているのか、特に相手にしていない様子だ。
「ねぇ、これいいね。どこで買ったの?」
「この辺じゃ売ってないよ」
「えぇ~。あたしも欲しいのに!」
サヤはふくれっ面をしている。
かと思えば雑誌に視線をうつして「この服欲しい」と言い始めた。
「サヤはなんでもかんでも欲しい欲しいって言い過ぎなの。なにか1つに決めたりできないの?」
友人のそんな言葉にサヤは首を傾げた。
「だって、欲しい物は欲しいんだもん」
まるで駄々っ子みたいだ。