ロッカールーム
現実
目が覚めた時はもう夕方になっていた。
2人で祖母を埋めたなんてまるで夢のようだ。
あたしはヨロヨロと立ち上がり、全身の筋肉痛に顔を歪めた。
特に両腕の痛みがひどい。
喉はカラカラで頭も痛かった。
ボロボロの状態でリビングへ行くと、サクが床掃除をしていた。
祖母の糞尿の処理をしてくれているのだ。
「ごめんサク、ありがと」
「ううん……」
サクは小さく首をふり、あたしを見ずに作業を続けた。
あたしは冷蔵庫からペットボトルの水を取り出してそのままひと口飲んだ。
「あたしも手伝う」
そう言ってサクに近づくと、サクがようやく顔を上げた。
2人で祖母を埋めたなんてまるで夢のようだ。
あたしはヨロヨロと立ち上がり、全身の筋肉痛に顔を歪めた。
特に両腕の痛みがひどい。
喉はカラカラで頭も痛かった。
ボロボロの状態でリビングへ行くと、サクが床掃除をしていた。
祖母の糞尿の処理をしてくれているのだ。
「ごめんサク、ありがと」
「ううん……」
サクは小さく首をふり、あたしを見ずに作業を続けた。
あたしは冷蔵庫からペットボトルの水を取り出してそのままひと口飲んだ。
「あたしも手伝う」
そう言ってサクに近づくと、サクがようやく顔を上げた。