ロッカールーム
「あたしだって小夜を信じてる。だから!!」
そう言い、アカリはあたしを突き飛ばした。
バランスの崩れたあたしはそのまま木製のロッカーの中に足を踏み入れてしまった。
とどまることもできずロッカーの壁に手を付こうとしたのだけれど……そこに壁なんてなかった。
暗い空間が広がっていて、ひやりと冷たい空気があたしの手を包み込んでいた。
空間がグニャリと歪んで見えた。
次いで、あたしの後からサクがやってきた。
慌てて振り返るとそこにはもうなにもなくて、ただ真っ暗で寒い世界が広がっているのだった……。
そう言い、アカリはあたしを突き飛ばした。
バランスの崩れたあたしはそのまま木製のロッカーの中に足を踏み入れてしまった。
とどまることもできずロッカーの壁に手を付こうとしたのだけれど……そこに壁なんてなかった。
暗い空間が広がっていて、ひやりと冷たい空気があたしの手を包み込んでいた。
空間がグニャリと歪んで見えた。
次いで、あたしの後からサクがやってきた。
慌てて振り返るとそこにはもうなにもなくて、ただ真っ暗で寒い世界が広がっているのだった……。