ロッカールーム
「明日はお父さんと会うつもりなんでしょ? あの人もあなたたちと沢山話がしたいだろうから、頑張ってね」


「もちろんだよ。ねぇサク?」


「あぁ。今日みたいな事で2時間こっちの世界にいられるなら、いくらでも努力するよ」


サクとあたしの言葉にお母さんは涙ぐみ「ありがとう。あなたたちを子供に持ってとても幸せよ」と、優しくほほ笑んでくれたのだった。
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