ロッカールーム
☆☆☆
それからあたしのサクは昨日と同じくらいの時間に家を出た。
誰もいない校舎にあたしたち2人の足音だけが響いている。
教室へ入るとサクは迷うことなくロッカーへと近づいて行った。
「昨日思いついたんだ」
そう言って、サクは未来のロッカーを開けて体操着を取り出した。
それを持って花のロッカーまで移動する。
「何する気?」
「体操着を入れ替えて置く」
そう言い、花のロッカーに未来の体操着を入れ、花の体操着を未来のロッカーに入れた。
その行為をあたしは首を傾げて見ていた。
2人の体操着を入れ替える事が、どんなことになるのかいまいちわからない。
「次は職員室に行くぞ」
一仕事終えたサクはそう言って、なんの説明もせずに教室を出たのだった。
それからあたしのサクは昨日と同じくらいの時間に家を出た。
誰もいない校舎にあたしたち2人の足音だけが響いている。
教室へ入るとサクは迷うことなくロッカーへと近づいて行った。
「昨日思いついたんだ」
そう言って、サクは未来のロッカーを開けて体操着を取り出した。
それを持って花のロッカーまで移動する。
「何する気?」
「体操着を入れ替えて置く」
そう言い、花のロッカーに未来の体操着を入れ、花の体操着を未来のロッカーに入れた。
その行為をあたしは首を傾げて見ていた。
2人の体操着を入れ替える事が、どんなことになるのかいまいちわからない。
「次は職員室に行くぞ」
一仕事終えたサクはそう言って、なんの説明もせずに教室を出たのだった。