私の恋愛〜Love of prohibited〜
『サニピラスの王を見たあるの?』
『それが、誰も見たことないんだ。王妃以外ね…。君質問多いね』
『っ!!…これから私はどうすればいいの…?』
『ここに住みなよ!』
『えっ!!』
『一つ行っておく、今君がアスピラスに戻ったとするすると君は殺される可能性が高いの』
『でも!私!今まで何回も外に出てましたよ!』
『それって人が少ない所にだろ?』
『あ…。でも、だからと言って一人にも会わなかったというわけじゃないですよ』
『…。君もしかして…男装してたりしてる?』
『あ…。』
『えっ!ほんとかよ!…まぁ、男装して金髪だったらアスピラス王の家来として見られるからな』
『だったらアスピラスで男装して暮らせばいいんじゃないの?』
『今、アスピラスの姫が行方不明だから家来が街で姫を探してる状態でもおかしくないだろ?もし家来に見られたらお前なんかすぐに連行されちゃうな。ここにおれば、男装…。な、お前なんで男装なんかしてんの?正体バレたくないの?』
『うるさい!ただ、男装で行った方が行きやすかったからよ!』
『ナンパというものかな??お前さん。美人だもんな』
『うるさ…』
男の人は、私の顔の前にきた。
一瞬だけどその男の人は、前髪が長く分からなかったが美形の持ち主だった。目はとっても綺麗な水色。鼻は高い。
『キスするかと思った?』
なに!!こいつ!!
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