何度でも、愛を叫ぶ。


「…あの事、」


「ああ、お前の叔父が…」


「そうですね。知られたら、彼女はきっと。」


駆の叔父は、7年前に命を落とした。


理由は、交通事故による即死。


意識を失った中、俺と祐香目掛けて車は突っ込んできた。


何とか祐香を守ることはできて、俺も命に別状はなかったが。


駆の叔父は、そのまま壁に衝突。


頭をフロントガラスにぶつけ、脛椎骨折の即死だった。


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