何度でも、愛を叫ぶ。


「…本当に、良いのか?」


親父からは、心配されたけれどもう決めたことだ。


バカなことをしているって、自負している。


全て、計画通り。


1つだけ誤算があるとしたら。


祐香をお見合いの場のホテルに連れていったときだ。


「好きだ。」


そこで、7年間言えなかった気持ちを伝えるつもりだった。


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