何度でも、愛を叫ぶ。


和翔くんは、息をしていなかった。


「ねえ」


「っ!」


「私、いまかなり怒ってるの。警察呼ばれたくなかったら、今すぐ目の前から消えてくれる?」


異性として、好きとか、そんなんじゃない。


私が来たのは、ただ、大事な幼なじみが理不尽な理由で傷つけられるのが許せない。


それに…


< 374 / 646 >

この作品をシェア

pagetop