何度でも、愛を叫ぶ。


もしも、


俺らが出会っていなければ、祐香はあんなに苦しむことはなかっただろう。


神様。


お願いします。


祐香の記憶から、俺の事が全て失っても良いから。


…どうか、俺が死んだあと、この角膜を祐香に渡してください。


そして、拒絶反応もなくて、再び見えるようにしてやってください。


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