何度でも、愛を叫ぶ。


駆くんが守ってくれた、この命。


この命があったからこそ、新しい命を授かることができた。


この大切な命を守りたい。


「祐香、一緒に守るぞ。」


「うん。」





癌の治療に不安を抱えながら、


私たちの、乳癌治療が始まろうとしていた。


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