嵐を呼ぶ噂の学園① とんでもない学園に転校して来ちゃいました!編
上がった息を整え、顔を上げると、大きなオブジェと目があった。
うげっ…、何これ…。
「ここは美術館か!」と突っ込みたくなった。
お出迎えしてくれたのは、女性の裸体像だった。
植物のツルを体中に巻き付け、両手で一輪の花を握りしめている、なんとも不気味な像…。
気にもとめることなく、生徒達は愉快にお喋りしながら通過していく。
何とも思わないのかな?
それとも恥ずかしくて目を逸らしてる?
何て思いながら何分も裸体像を見ていたわたしが1番不審だっただろう。
気が付くと時刻は7時59分。
8時に職員室に行く予定だったのに、すっかり忘れていた。
わたしは裸体像に手を合わせてから再び駆け出した。
うげっ…、何これ…。
「ここは美術館か!」と突っ込みたくなった。
お出迎えしてくれたのは、女性の裸体像だった。
植物のツルを体中に巻き付け、両手で一輪の花を握りしめている、なんとも不気味な像…。
気にもとめることなく、生徒達は愉快にお喋りしながら通過していく。
何とも思わないのかな?
それとも恥ずかしくて目を逸らしてる?
何て思いながら何分も裸体像を見ていたわたしが1番不審だっただろう。
気が付くと時刻は7時59分。
8時に職員室に行く予定だったのに、すっかり忘れていた。
わたしは裸体像に手を合わせてから再び駆け出した。