嵐を呼ぶ噂の学園① とんでもない学園に転校して来ちゃいました!編
オレが夏休みの水族館バイトを終え、もう会わないだろうなと少しがっかりしていると、真砂さんは海にやってきた。


オレが片道1時間かけてやってくる海に、彼女はいた。




「驚いた?私、ここの近くに住んでるんだ。学校も向こうの高台のてっぺんにあるとこだから、ここによく来るんだ」



偶然?


それとも必然?



彼女との再会ほど、女性が絡む事柄において嬉しかったことはない。


そのくらい、真砂さんには特別な何かを感じていた。
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