私なんて…
やだな。今だって熱っぽいのに、帰ってからなんて、絶対に熱上がってるよ。
残業して、時間つぶして帰ろ!
さぁ、ご飯って言いたいけど、食欲ないよ…。

ふと顔を上げると、優兄の鋭い目が私を見つめてる。

怖い…

優馬「見つめてても、ご飯は減らないよ。急いで食べないと時間大丈夫なの?」

千紗「あっ!!ヤバイ!!優兄、ごちそうさま!行ってきます!」

私は優兄に声をかけられて、今しかないと思い、少し早いけど家を出た。

優馬「おい!千紗、走るなっ!!」

後ろで怒鳴ってる優兄を無視して、走って家を出た。


後で後悔することになるとは…。
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