❀ お嬢様華伝 ❀
「隣島の高校なら、まだ願書受付前だから、最悪そこがあるから大丈夫だろ?」


んな、テキトーなことをっ…!


あたしにとったら、隣島の高校はただの滑り止めだっちゃ!


でも、本命にしたかった都心の高校は、すべて願書受付期間を終了していた…。


ますます濃厚となる、隣島の高校への進学…。


…それだけは、なんとしてでも阻止したいっ!!


と思って毎日のように、あたしは進路指導室にこもった。
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