❀ お嬢様華伝 ❀
ほんと、そのスカした顔がムカつく。
「今、パンツ見えたよ?ウランちゃん」
パッ…!
…って、変態か!
見ると、下から紫恩が覗き込んでいた。
「っていうか、“ウランちゃん”ってだれよっ」
「…あれ?ウランちゃんじゃないの?」
首を傾げる、紫恩。
「ごめんねー、麗ちゃん。紫恩のヤツ、人の名前覚えるのが苦手なんだ」
すかさず、凛太郎がフォローに入る。
「今、パンツ見えたよ?ウランちゃん」
パッ…!
…って、変態か!
見ると、下から紫恩が覗き込んでいた。
「っていうか、“ウランちゃん”ってだれよっ」
「…あれ?ウランちゃんじゃないの?」
首を傾げる、紫恩。
「ごめんねー、麗ちゃん。紫恩のヤツ、人の名前覚えるのが苦手なんだ」
すかさず、凛太郎がフォローに入る。