❀ お嬢様華伝 ❀
あ〜…、早くスウェットに着替えたいな〜。

なんてことを考えていた。


この場には、2年生も3年生も集まっているけど、同級生の顔すらまだ覚えてないから、下手に話しかけられなかった。


だから、食堂の端っこでドリンクを持って、ボーッと眺めていると…。


「…麗さん!」


桜子がやってきた。


「麗さん、こんなところでどうなさったのですか?ご気分でも…?」
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