❀ お嬢様華伝 ❀
「まぁ…。また、お父様の具合でも…?」

「ううん、そんなのじゃないのよ!その父ちゃんから電話がかかってきたしっ。父ちゃんは、ピンピンしてる!」

「それはよかったですわ。日曜日には、戻ってこられますの?」

「うん、そのつもり!」

「そうですか!どうぞ、お気をつけてお帰りください」

「ありがと!」


あたしは、着替えなどを詰めたバッグを持つと寮を出た。
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