❀ お嬢様華伝 ❀
伊集院先輩がキャッチしてくれたのだった…!


なんという…神プレイ!

…いや、王子様プレイ!


「本当に大丈夫…?ケガしてない…?」


体を抱き起こされ、心配そうな表情であたしを見つめる伊集院先輩。


…ヤバ。

かっこよすぎて、直視できないっちゃ…。


「だ…大丈夫…ですっ」


恥ずかしくて、俯いてそう言うのがやっとだった。


「それなら、よかった。キレイな顔にキズがつかなくてっ」
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