❀ お嬢様華伝 ❀
そして、その爽やかすぎる微笑みとセリフに、あたしはまた骨抜きにされた。


本当は、ちょっと転けたくらいでケガするのうな、ヤワな体には作られてないけどっ…。


ドレスの裾踏んで、よかった〜♪



「麗さん…!大丈夫でしたの…!?おケガは…!?」


両手に、ケーキを大量にのせたお皿を持って戻ると、桜子が駆け寄ってきた。


「大丈夫、大丈夫!なんともないよ〜!それよりも、ハイッ!ケーキ!」
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