❀ お嬢様華伝 ❀
「あ…ありがとうございます」
片方のお皿を受け取る桜子。
「わたくし、麗さんのお姿を後ろから眺めているだけで…。お助けすることができずに、すみませんでした…」
「いいよ、いいよ!…そんなのっ!」
ただ勝手に、自分でドレスの裾踏んだだけだしっ。
「それに、伊集院先輩に助けてもらったし♪」
あのときのことを思い出すだけで、顔がスライムみたいにとろける。
片方のお皿を受け取る桜子。
「わたくし、麗さんのお姿を後ろから眺めているだけで…。お助けすることができずに、すみませんでした…」
「いいよ、いいよ!…そんなのっ!」
ただ勝手に、自分でドレスの裾踏んだだけだしっ。
「それに、伊集院先輩に助けてもらったし♪」
あのときのことを思い出すだけで、顔がスライムみたいにとろける。