❀ お嬢様華伝 ❀
「だからって、この島が変わってしまうようなことは望んでいません…!」

「まぁなんにせよ、この村では“村長”の決定事項は絶対だからね。そのうち、リゾート開発をしてよかったと思えるときがくるよっ。…さぁ、仕事に戻ろうかな」


あたしの肩に手を当てると、中川村長は戻って行った。


その場に残された、あたしと飛鳥。


「…飛鳥。あんたのお父さんでしょ…?あんたから言って、この計画を中止にしてよ…」
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