❀ お嬢様華伝 ❀
急に恥ずかしくなって、あたしは飛鳥から顔を背ける。


「でも、編入の話を蹴ったから、俺…ますます親父に目付けられることになるわ」

「…えっ!?あたし…余計なことしちゃったかな…!?」

「まぁな。だから、責任取って」

「責任…!?」


なになに…責任って!?

賠償金とか、そんな感じっ…!?


そんなお金、払える余裕なんてないっちゃ〜…。


頭を抱えて悩むあたし。
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