一目惚れ
ーチャポンッ
「ふぅ…。」
お風呂は好き
いつでも暖かくて私を安心させてくれる
ふと鏡にうつった私を見た
「酷い顔…」
鏡にうつる私は目がパンパンに腫れていて、いつもの3割増しくらいにブスだ
夢を見て泣いたのか。
後で目を冷やして温めよう。
「この傷も…消えてくれないかな」
一生消えないであろう私の背中の傷を触った
…上がろ
私は1週間前にあった遼の顔が忘れられなくて…、
1週間前のことを思い出しながら制服を着て、学校に行く準備をしてから家を出た。