一目惚れ
「はぁ!?なっわっけっ!ないでしょー!!!」
芽衣の声が朝の教室に響き渡った。
「え、なになに?…喧嘩ー?」
「またあの2人喧嘩してんのか。」
と、クラスメートにコソコソ言われてるのも気にせず芽衣は言った
「私はっ…優愛に絡む男子全員嫌いなんだからね!?優愛に幸せになってほしいからっ……だから…っ!」
あぁ、私は…こんなにも芽衣に愛されてたんだな
なんて心がほっこりした私は
「芽衣、ありがとう。こんなにも心配してくれて」
と、嬉しくなって芽衣に微笑んだ
「あーもう!!優愛…大好きっ!!」
と言って、抱きついてきた芽衣に大翔が、
「じゃあ、俺は芽衣ちゃんが認めてくれるように、優愛ちゃんを幸せにしたらいいの?」
「はぁ?優愛を幸せにするのは遼だから!松原は必要なーい!!」