一目惚れ
ー…キーンコーンカーンコーン……
「はぁ。」
あの噂を聞いてから私はため息ばかりこぼして6時間目の数学を終えた
…そういえば遼、大切なやつが強がって泣くのを我慢してたらどうする?って悩んでたよね。
あそこから私が気づいとけば良かった…っ。
私、バカみたいじゃん
遼のことで一喜一憂して、
遼の1番仲がいい女子は私だって勘違いしてた
だって…勘違いするじゃん!
私以外の女子とあんまり話してること見たことなかったから…っ、
私は遼が好きだから…大好きだから
良い方向に勘違いするに決まってるよ…。。