一目惚れ
今日、私が自然に避けていた人物…遼が大聖にかぶせてきた
「……じゃ、今日放課後な。」
ニヤリと興味津々な顔で言ってきた大聖に…どうせ好奇心だけなんでしょうけど、相談に乗ってくれるなら行ってやるわよっ!!と目で訴えた
「…どうした?真琴」
あーもう!遼は、なんで私の心配するかなぁ
そんな優しいとこに、はじめ惹かれていったんだから。
「いや…なんでもない」
「…?大聖なに話してたんだよ。」
「んーと…ひ・み・つ!!……ってうぎゃーー!!!!首しめないで!?遼くーん!!なんで首しめるの!!?」
遼が大聖の背後に回って体を固めていた
「なんか大聖がうざかったからしめただけだけど。」
「なんか問題でも?…てきな顔で首しめないでよー!」
遼が大聖の首から手を離し、大聖がふーっと一息ついていて…なんか、いつも通りだなぁと思った。
この2人は噂があってもなくても、変わらずにいてくれてるから安心する
そんなことをふと思ってたら…なんだか笑えてきて
「…ぶふ!あははははっ……あーもう笑わせないでよ〜…笑いすぎて涙出てきたし。」