一目惚れ



今日、私が自然に避けていた人物…遼が大聖にかぶせてきた















「……じゃ、今日放課後な。」











ニヤリと興味津々な顔で言ってきた大聖に…どうせ好奇心だけなんでしょうけど、相談に乗ってくれるなら行ってやるわよっ!!と目で訴えた



























「…どうした?真琴」








あーもう!遼は、なんで私の心配するかなぁ


















そんな優しいとこに、はじめ惹かれていったんだから。











「いや…なんでもない」






















「…?大聖なに話してたんだよ。」









「んーと…ひ・み・つ!!……ってうぎゃーー!!!!首しめないで!?遼くーん!!なんで首しめるの!!?」











遼が大聖の背後に回って体を固めていた









「なんか大聖がうざかったからしめただけだけど。」












「なんか問題でも?…てきな顔で首しめないでよー!」










遼が大聖の首から手を離し、大聖がふーっと一息ついていて…なんか、いつも通りだなぁと思った。















この2人は噂があってもなくても、変わらずにいてくれてるから安心する








そんなことをふと思ってたら…なんだか笑えてきて
























「…ぶふ!あははははっ……あーもう笑わせないでよ〜…笑いすぎて涙出てきたし。」






< 76 / 99 >

この作品をシェア

pagetop