一目惚れ

私もあんな噂がなかったら……ここにいるみんなといつも通りに過ごせてたよね…。。















そんなネガティヴなことを考えているうちに定員さんが席まで案内してくれてた。























「ふー、なんか久々に来たなぁー?ここ。」









やっぱいーな!ここ!!うちの学校で寄り道するならもってこいの場所にあるしな〜、


なんて大聖もいつも通り能天気に呟いた。




















「…で?大聖はなにを思って私に相談に乗ってやるなんて言ったわけ?」












普段、大聖はおちゃらけて見えるが案外侮れないことを私は知っている。

















初めて私が遼のこと好きだって見破ったやつだし。
















鈍感そうで本当は周りを1番見てるのが大聖だ。










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