一目惚れ
「褒めたつもり…です……。」
これから気をつけよう。
心の声を漏らさぬように
「はぁー!?…褒めてねーだろどうみてもなぁ。」
呆れたように言う大聖。
「…クスッ。仲がいいのね2人は」
「…っ……」
女の私でも可愛いと心底思うんだからみんな思ってるよねー?
なんて思い、店内を見回すと…もれなくみなさん顔がゆでダコみたいに真っ赤っか!!
「あ、まだ私名のってなかったよね。」
あぁ!私もだっ!!
「…お、い!……名のらなくても、いーんじゃ…っ」
なぜかまた慌てだした大聖。