僕の隣は好きですか?


はぁぁ…


なんか朝から疲れるわぁ



「お!は!よ!みーくぅー」


「ぎゃっ、早雪チャン急に抱きつかないでよ。びっくりするし」


ペロッと舌を出して可愛いポーズしてるのが友達の早雪チャン


「お!きたきたー学校1のモテ男の佐久良クン。
今日も取り巻きが一段と増えてますねー」


「へぇぇー〈棒読み〉」


スタスタと足早に歩き出した。
慌てて、ついてくる早雪チャン


そんな早雪チャンが唐突に変な質問をしてきたのだ


「なんで、実來は佐久良クンが嫌いなの?幼なじみなのに、なんでー?」


それ、いま聞く?聞いちゃいます?


「……存在が………無理…」


「えぇーなんか、凄い答え返ってきたー
でも、昔は仲良かったんでしょ?」


「んーまぁ?仲良かったのかな?」


早雪チャンの質問を思わず真剣に考えてしまう


仲良かった…

仲良かった…



なんか、しっくりこない…



仲良かったって言えるのか…あれで…



いゃいゃ!


違う!!


あれは…違う!!






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