眠り姫に恋したのは年下御曹司
過去と今
元彼の存在
早速、午後には同期メールが流れてきた。
発信元は勿論大樹だ。
『研修で上京中!
今週の金曜、久しぶりに集まらないか?
幹事は俺。
サポート役は片桐。
参加できる方は連絡ください。』
サポート役?
勝手に…………。
まあ、こういう奴か。
『莉乃、今日部屋に行く』
机の上に置いてあった携帯が震える。
陽平からだ。
話は分かっている。
大樹の事だ。
それほど忙しくない私は早めに帰れる。
陽平にご飯でも作っておくか。
さっきの様子から不機嫌だ。
「お先に。」
「片桐さん、お疲れ様です。」
山中に挨拶をして席を立ち上がる。
陽平はきっと遅いだろうから、帰りにスーパーでも寄って帰ろう。
頭の中で夜ご飯を考えながら、エレベーターに乗り込んだ。
途中の階から大樹が乗り込んできた。
驚く私に、笑みを浮かべて近づいてくる大樹が目に飛び込んでくる。
発信元は勿論大樹だ。
『研修で上京中!
今週の金曜、久しぶりに集まらないか?
幹事は俺。
サポート役は片桐。
参加できる方は連絡ください。』
サポート役?
勝手に…………。
まあ、こういう奴か。
『莉乃、今日部屋に行く』
机の上に置いてあった携帯が震える。
陽平からだ。
話は分かっている。
大樹の事だ。
それほど忙しくない私は早めに帰れる。
陽平にご飯でも作っておくか。
さっきの様子から不機嫌だ。
「お先に。」
「片桐さん、お疲れ様です。」
山中に挨拶をして席を立ち上がる。
陽平はきっと遅いだろうから、帰りにスーパーでも寄って帰ろう。
頭の中で夜ご飯を考えながら、エレベーターに乗り込んだ。
途中の階から大樹が乗り込んできた。
驚く私に、笑みを浮かべて近づいてくる大樹が目に飛び込んでくる。