葵くん、そんなにドキドキさせないで。
ツン、とほっぺたをつつく陽菜ちゃん
うう…聞いてませんでした…
「華子はバスケになってたよ。」
ちなみに私はソフトボール、…って、え!!?
ひ、陽菜ちゃんと一緒じゃないの!?
「わ、私1人で頑張れる気しない……」
「まぁ、出来れば華子と同じ種目が良かったんだけど…
ほら、私部活もソフトだし。頼まれちゃってさ…」
「そんなぁ…!」
陽菜ちゃんもいないし、よりによって苦手なバスケだし…
悪い予感しかしないよ!?
「…あ、名前呼ばれてる…
ごめんね、華子っ…頑張って!バスケは体育館で練習だって!」
「あっ、ひなちゃ…!!」
い、行ってしまった…