葵くん、そんなにドキドキさせないで。
…それから。
「いっ…」
首筋に埋めていた顔を上げた葵くんは、
真っ赤になった私を見て、クスッと笑った
「ご、強引すぎるよ…っ!?」
「だって田中さん強情なんだもん」
だからって、だからって…!!
「1週間は消えないかなー….」
ツーっと首筋をなぞる葵くん
「…じゃ、帰ろっか?」
機嫌が直って、うん、それは本当に良いことなんだけど、
このき、キスマーク、どうすればいいんですか……!!