葵くん、そんなにドキドキさせないで。
□葵くんの目的って何だろう。
「おはよう、華子。ねぇ私に何か言うことあるんじゃない?」
「ひぃっ、ひひひ、陽菜ちゃん…」
次の日
教室に入った瞬間、ガシッと肩を掴まれる私
うぅ…陽菜ちゃんの顔、全く見れません。
「"あの"三河と付き合ってるんだって?ん?
私全然、もう全っ然知らなかったなぁ!」
「おおお、怒らないで!!」
そうだよね、陽菜ちゃんって隠しごとされるの好きじゃないって言ってた
もっと早く言わなかったのは私だもん
…反省…
「陽菜ちゃん、ちょっとこっち来てっ」
教室を出て、人が少ない階段へ
それから私は、葵くんの恋人になったこととか、
でもそれは女避けのための演技だってこととか、
お昼ご飯を食べれないってことも、全部話した