葵くん、そんなにドキドキさせないで。
□本当の葵くんでいいんだよ。
「華子〜、ひっさしぶり!!」
「うわぁっ、ひ、陽菜ちゃん…!おはようっ」
肩をバシンと叩かれて、振り向いてみれば元気いっぱいの陽菜ちゃんがいた
ビックリして落としてしまったローファーを拾って少しだけ目を輝かせる私
連休を挟んでしまったから、たしかに久しぶりだっ
風邪は治ったみたい。ピンピンしてるね!
「あ、そうだ!休んでた分のノート見せてくれると嬉しいなぁ」
「もちろん!教室着いたら渡すね」
靴箱でローファーから上履きに。
階段をのぼって廊下を歩いていく。
「私が休んでる間に三河に変なことされてない?大丈夫?」
「だ、大丈夫だよ!」
「本当に〜?」